vol.198 精神の腑分け
どっぺんさんからのお便り
・どっぺんさんへのアドバイス
はい、こんばんは。はい、今日は7月9日、どっぺんさんから来てますね。
『目風様 みわ様 古川益三先生
日々の深遠な御指導まことにありがとうございます。
昨年の冬至にEOの遺骨を食すご許可をいただき、その後、動画と掲示板でいただいた御指導を思慧しながら、過ごしておりました。』
許可は出してないよね。どっぺんさんがいいと思うんなら食べてみなさいという指令が。あ、これ誰?月読之大神から直接来てますけどね。
で、いいと思ったのはあなただから、私は知らんよ。
『今朝の瞑想で、やっと境涯が少し変わったように思われましたので、拙いながらご報告します。
大した思いつきはありませんが、毎日、動画の御教示を自分の瞑想のメソッドにできないか考えてまいりました。
ここ数日は、先日教えていただいたvoidをイメージし、自分の内奥に参入することを意識的に行なっていました。』
ボイドイメージしたの?ボイドイメージしないほうがいいよ。
『ずっと以前に一度だけ、その時イメージしていた仏陀の中に自分の首を入れてみたら、ものすごく深い闇が現れ、驚いてすぐに飛び出た体験がありまして、それを連想したからです。』
これ、仏陀じゃないね。うーん。
『日々の瞑想を継続してきましたが、これまで大きな進展はなく、私の今世のこの有様では、もうこのあたりで限界、頭打ちになるのではないかと最近は諦めかけていました。』
その通りだね。んー、 学んでないね。
『本日は、もうあれこれとメソッドを考えてもしようがない、
そう
『自我力的な思いと自分が勝手に望む展開を排除して、本来のお導きに気づけようになりたいという気持ちが沸いてまいりまして、虚心坦懐、柔らかいお祈りと世界平和の祈り、月読之大神と五井先生への感謝を繰り返し祈りました。』
それはいいことだね。
『そうしましたら、何故か今朝は、これまでいつも無くすることのできなかった身体意識が全く感じられなくなって行き、いつも瞑想の中で明滅するエゴの思いが彼方へ遠のき、これまでの私の体験では、一番「一元」と言っていいと思える状態になりました。目を疑いました。瞑想で閉じたままですが。』
ま、どっぺんさんはね、こういうことしょっちゅうあるんだよ。だから、まあまあよかったねという感じですね。
『瞑想を終了し、このメモを書いている今も、目を閉じるとまだその状態が続いています。信じられません。この程度の体験でも大変嬉しく思います。』
じゃあ、よかったね。
『この先いつか実存に到達したいと改めて強く願う今の気持ちです。ありがとうございます。』
あのね。
瞑想は続けなさい、しなさいとずっと言われてましたけども、もう1つ気づかなきゃいけないことが本当はあるんだよね。それを学んだんでしょうかね、この間のあのフリー掲示板で。
『最後に質問をぜひお願い申し上げます。
実存は緩衝地帯であると教えていただいておりますが、よく分からないながら、実存において、エゴが無くなっても、何らかのアイデンティティ、色という言葉で表現されるところがあるのではないかと思っています。』
これは言ってますね、何回も。 はい。
『しかし、その実存での様式で、実存において、更なる探究を行うということを想像しようとしますと、全く想像できません。』
想像なんかできないから、そもそも、そもそもが想像なんかできない場所だから。想像しようということが間違ってるよね、そもそも。
だから全然わかってないですよね、実存のことが。
『大雑把な表現で恐縮ですが、一元の中での気づき、』
一元の中での気づきなんか存在せんからね、そもそも。一元のちょっと手前には気づきは、というか、一元のちょっと手前にあるのが、気づきのみですよ。純粋な気づきしかないよ。
古川はそこまで行ってるよね。その純粋な気づきの中で、実存を覗いてる。 で、更にその先に真我があるっていうのも確認してるよ。
ん、それでいいの?
…ということです。
『一元の中での気づき、学習、探究、更にその先の真我に至るための過程というのはどのようなものなのでしょうか。』
過程なんかないですよ。 ありません。
『ニサルガやEOは、そこで何をどうしているのでしょうか。』
何をどうもしとらん。彼らは。
『混乱した未熟な質問ですが、ぜひ御教示をお願い申し上げます。』
何もしてないよ。
なんもしてないっていうか、何もできないというか、なんもする必要はないというか。
こんなことを考えてるレベルだから。だから危ないよ、このまま行くと、どっぺんさんも。ちょっときつい言い方だけどね。古川優しいからあんま言わなかったけど。まず自分のエゴをよく見つめなさいということだね。
『五井先生 月読之大神 目風様 みわ様 古川益三先生 ありがとうございます。』
そうですね。自分のエゴを見極めましょう。
精神科医だったら、自分の精神を事細かに腑分けして、分析して、ま、見るんだね。よく見るところから始める。そっから始めないとどうにもなんないね。はい、今日はここまで。